2015年11月16日
王将が割引サービスをするもう一つの理由とは!?
1967年に京都市生まれた餃子の王将。
餃子以外は、オリジナルメニューを各店舗の店長の裁量で作っていいことになっており
「ご当地メニュー」がしばしば存在し人気となっています。
その人気メニューを定期的に割引して提供していのですが、これはお客様サービスだけではなくある王将の戦略に基づいて行われているのです。
では、その戦略とは何でしょう?
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答え
味のばらつきをなくし、料理の質を向上させるため解説
元々人気のある商品を提供することにより、さらにそれが品質の維持向上に役立っています。王将は味付けや店舗作りなどは店長の裁量次第。セントラルキッチン・システムにより、半生状態で工場から店舗へ配送される看板商品の餃子でさえ、手巻きの仕方や味加減、焼き具合などは店舗によってかなり違う。さらに、各店舗ごとに、多いところで20種類以上のオリジナルのメニューやセットを用意しており、その店でしか味わえないものも多数存在します。いもづるアイデア
◎現在の飲食店では、当たり前となったドリンクやサイドメニューの無料券を業界で最初に始めたのは餃子の王将。
配り方にもこだわりがあり、無料券は金券と一緒という考えのもと、適当にばらまくのではなく、
一枚一枚心を込めて手渡しするため、アルバイトではなく社員が配るのが創業以来の暗黙の決まりとなっています。
◎餃子の王将では、マニュアルに左右されないお店づくりを展開しています。
そのため、会社のホームページにも「本部はあれこれ口出ししません」の文字があります。
◎王将は中華の本場、中国にも進出しております。今では大連に4店舗出店。
メニューには「カツ丼」や「親子丼」「カツカレー」「さば味噌煮」など、日本の王将にはないメニューがたくさん。
これは、まだ中国のお客さんの認知度が低い王将を広めていくのに
日本に馴染みのある料理を置いて客を呼ぶため。
この記事を書いた人
横山 龍太(株式会社ドーンマジック 代表取締役 / 放送作家)
1977年生まれ、熊本県天草市出身。
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