日本全国の小中学校を対象として行われる「全国学力テスト」。

都道府県別の平均正答率では6年連続最下位だったことを受け

教育委員会はある対策に踏み切りました。

その対策とは、沖縄県内だけのものではなく

ある地方から力を借りることだったのです。

その結果、わずか1年で、全国24位まで上昇。

小6算数Aに至っては全国6位という急上昇ぶりを示しました。

では、その対策とはどのようなものだったのでしょうか。

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答え

全国トップの学校（秋田県）と教員が入れ替わる

解説

小学校で全教科１位を収めるなど小中校の各教科とも好成績だった秋田県と、
教師の人事相互交流を行いました。

秋田では、秋田独自の「教育専門監制度」というのがありクラスに先生が
二人いて一人は担任の先生で、もう一人は教育専門監という教えるのが
とても上手な先生がいます。教育専門監がいるおかげで子どもたちは
質の良い授業がうけられ先生は授業の仕方を学ぶことができるという
一石二鳥の教育システムなのです。
そのシステムを取り入れ、沖縄県の学力は向上したと言います。



ちなみに、秋田では「リレーノート学習」を実践しています。
1冊の家庭学習用の自学ノートを「きょうはAさん、次の日はBさん」
というように、リレー式に回していきます。
その結果、「勉強ができる子」のノートを子どもたちが見て、
「できる子」の家庭学習のやり方を見習うことができるのです。
また、家庭学習のやり方についても、子どもたちに丁寧な説明が行われています。