2016年3月6日
グレーゾーンなベトナム商法
ベトナムの街角をウィンドウショッピングしておりますと…
店頭には外国のファッション雑誌が備え付けられているところ多いと言います。
しかし、雑誌に載るような洋服は置いていないところがほとんどです。
にも関わらず、店頭の雑誌をパラパラめくるお客さんが多く
その理由として、東南アジア“らしい”
お客さんに洋服を買ってもらう仕掛けがあるのですが…
では、雑誌を使ったその仕掛けとはどのようなものでしょう?
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答え
お気に入りの服が見つかれば、その服を店に注文し、
その洋服と同じような洋服を作る仕掛け解説
ファッション雑誌などをパラパラめくると、
きっとお気に入りの服の一着や二着はすぐに見つかるだろう。
しかし、大抵はそれでおしまい。
どうしても欲しい場合は、販売店舗を調べるか、通販などで申し込むのですが、
そういった服は高いものが多い。
雑誌を見ながら、客と生地を選び、
2週間後にはほぼ同じデザインの服が出来上がるというわけです。
ベトナムにはこういった店が無数にあるという。
3坪ほどのある店では、
1日平均30人の客が来店し、50件ほどの注文が入るという。
価格は、既製服より少し高め程度でオーダーメイドできる。
これに比べて、本物の海外ブランドを注文するととんでもなく高い。
似てればそれでいいのだ。
万国共通で“私だけのオリジナル服”傾向が強いのだろう。
人気があるという。
厳密に言えば、やはり違法行為に当たると思うが、
店側の意見としては、雑誌をあくまで“参考”にするだけなので、
バイクや家電コピー商品などとは違うということらしい。
ベトナムならではの商法といえます。
この記事を書いた人
横山 龍太(株式会社ドーンマジック 代表取締役 / 放送作家)
1977年生まれ、熊本県天草市出身。
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