【33号】文庫本版にした際の売上げアップの秘密とは!?
単行本を文庫本化する際に、上下巻の2冊で発行されていた本が、
上中下巻の3冊となって発行されることがあります。
コンパクトになる分、巻数が増えるのは当然のこととしまして、
3巻になる分、本棚を占有する面積が大きくなるので、
目に止まりやすいという理由もあります。
さらにもう1つ、とりあえず1巻目を購入した人が
「もう一巻買おう!」と思わせる仕掛けが
一巻目にあるのですが、その仕掛けとは何でしょう?
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答え
1巻目を軽量化し、持ち歩きやすくするため解説
文庫本は、主に持ち歩いて読む人がほとんどです。そのため、1冊の重さを軽くし、厚さを薄くすることによって、バッグにも入れやすく、持ち運びやすいように、単行本時よりもわざと冊数を多くしています。
昔は単行本が上下2巻だったものを文庫本で1冊に合本するということもありましたが、現在では一般的に文庫本は売上面や流通上のことを考えて単行本よりも冊数が増える傾向にあります。あと、人気の作品の場合は上下2冊よりも上中下と3冊並べる方が目立つので売上げが伸びるという効果もあります。
この記事を書いた人
横山 龍太(株式会社ドーンマジック 代表取締役 / 放送作家)
1977年生まれ、熊本県天草市出身。
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