フライパンの呪い かわいそうななぞなぞさん

なぞなぞを解いてなぞなぞさんの家族をフライパンの呪いから解放せよ!

Storyストーリー

第1章はじまり

むかしむかし、あるところに「キュービ(こく)」という(ちい)さな島国(しまぐに)がありました。それほど(ゆた)かではないけれど、国民(こくみん)みんなが仲良(なかよ)()らしているラブ&ピースな(くに)です。
キュービ(こく)には王様(おうさま)がいました。王様(おうさま)は、レゲエミュージックを(あい)する(やさ)しい性格(せいかく)で、国民(こくみん)から(した)われていました。

ある()、キュービ(こく)に、どこからともなくひとりの旅人(たびびと)がやってきました。旅人(たびびと)は、王様(おうさま)のお(しろ)()()り、衛兵(えいへい)にこう()いました。

()まるところがなくて(こま)っています。馬小屋(うまごや)のすみでかまいませんから、どうか一晩(ひとばん)()めていただけないでしょうか」

衛兵(えいへい)からの報告(ほうこく)()いた王様(おうさま)は、「それは(こま)っていることだろう。お客様(きゃくさま)(よう)部屋(へや)()めてあげなさい」と(めい)じました。
(しろ)()れてもらえた旅人(たびびと)大変(たいへん)よろこんで、「本当(ほんとう)にありがとうございます。ぜひ王様(おうさま)にお()にかかり、直接(ちょくせつ)(れい)()べさせてください」と(ねが)いました。その報告(ほうこく)()いた王様(おうさま)は、旅人(たびびと)()うことにしました。

広々(ひろびろ)とした部屋(へや)で、王様(おうさま)対面(たいめん)した旅人(たびびと)は、ていねいに挨拶(あいさつ)をして、お(れい)言葉(ことば)()いました。
王様(おうさま)、このたびは本当(ほんとう)にありがとうございました」

王様(おうさま)はやさしく微笑(ほほえ)みながら、「ゆっくり(やす)んでいってください。よかったら、おいしいラム(しゅ)でもどうぞ」と()い、旅人(たびびと)をもてなしました。

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もくじ

第1章 「はじまり」
第2章 「旅人のお礼」
第3章 「王様の危機」
第4章 「変わり果てた王様」
第5章 「旅人の正体」
第6章 「謎の声」
第7章 「さあ仲間になろう!」